介護保険に負けた、「福祉」

福祉 には哲学が必要だ。

2015-01-01から1年間の記事一覧

維持期のリハビリテーション。

リハビリテーションの過程としては、 「急性期」「回復期」「維持期」とあるらしい。 この分野において、介護職がかかわる時期としては「維持期」に該当するリハビリテーションであろう。 残存機能(何だか時代遅れな表現の印象)を維持して行く事が目標であ…

自分と「他」の間に生じる、エネルギー。

ある程度の規則性までは追求できる、先人たちのように。その意味で科学的であろう。.「受けたモノに対する、反応」これ一つにおいても分析すると、「受けられるセンス」「受ける内容へのセンス」、「反応できるセンス」「反応する(しないという反応を含んだ…

介護保険の世代間格差。

年金問題では世代間格差が騒がれて、今受給している人は、もらえる程積み立てていないのに満額支給されているのはおかしい、 とおっしゃる人がいるけれど、 介護保険だって同じですよ。 今受給されている高齢者は確かに年金から介護保険を支払ってはいますけ…

施設介護についての意見-4

まぁ、前回書いた内容的な事は、全て三好春樹さんとか高口光子さんなどが、 既に主張している事なので、結構有名だったりする。 ユニットケアという幻想―介護の中身こそ問われている 作者: 高口光子 出版社/メーカー: 雲母書房 発売日: 2004/01 メディア: 単…

施設介護についての意見-3

ユニット型施設に勤める職員は、孤独だ。 ユニット型施設の成り立ちについては、以前書いたようだと俺は認識しているけれど、 あくまで、それは、そのシステム、ハードを真似たもの。 そこで働く職員のモチベーションまではコピーする事は出来ない。 ユニッ…

ユニット型施設の課題について-2

前回、番号を振ったのだけれども、それにはかかわらずに徒然と書いていく。 もともと、ユニット型施設とは「宅老所(=現小規模多機能)」をモデルに考案されたスタイルだ。 グループホームもそうであるけれども、 少人数を固定した人間関係に置き、一定の固…

ユニット型施設の現状。

以前勤めていたユニット型施設での話となるが、 認知症実践者研修の折にも訪問した施設でさえ、同じような課題を抱えていたので、 おおよそこのような課題はどこにも、、、 実践者研修の研修に指定される先駆的施設と言われる施設であっても、 抱えている課…

この2つはいい。

平成28年年度の介護福祉士試験から実務者研修終了が義務化されるが、結構な時間数で「450時間」程度を厚労省は見込んでいる。 1日8時間の研修を受けたとしても、56日間に及ぶ。 およそ現実的ではないと思うけれども、万が一、もしくは時間数の権限が図られた…

休日の過ごし方。

休みの日の過ごし方、が、俺は下手なんだな。 仕事に疲れた様子の三浦氏は、森に帰ると言っていた。 「森」とはどこの事を指しているのだろうか。 家族、であろうか、 本当の森林であろうか。 自然の中に自分を置く事も大事なのかもしれない。 でも、俺は相…