介護保険に負けた、「福祉」

福祉 には哲学が必要だ。

雑記

介護の人材不足っていうことが言われて久しいけどさ、 どうやったら人材を確保できるのかってまあずっと考えているわけですよね。 本当だったらその前に介護を今いる介護職員さんを辞めさせないように事業所の風通しの良さで行ったりとか働く上でのやりづら…

哲学からの挑戦状

自分は哲学が好きだ。 だけれども、その限界があるということもれっきとした答えとして、知っている。 自分の生きている限り「わからない」ということ。 論理的な世界では、わからないということが初めからわかっている場合には、 それは、その問いは無かっ…

第2の自分の声を聞け

この仕事について、30年位になる。 幾人もの人と出会い、別れてきた。涙ながらに、もう会えないですね、とも言えず、サヨナラの言葉も言わないままに視線だけでお互いにもう会えないことをわかっていて、手を降った人がいた。 出会った数と同じ数、別れを経…

慈しむ、そのわけ。

「人生に意味はないんです」と言えば簡単だけれども、それで満足できるように人間はできていません。業というものなのかもしれませんけれど。この点において、人間は人間以外の動物よりも下等な存在であると思っていると同時に、人間性という意味で、慈しん…

多職種連携という、課題。

ご利用者を支援していく中で、その方の課題に焦点を当て多職種の方々が、その人に関わるようになる。 それぞれ、専門性が個別になりそれぞれの価値観を踏まえてその方の支援を開始する。 頭では流石にわかっているのだろう。 「多職種の連携は大事である」と…

風邪を引いたんだろか。

なんだか、昨日の冷房を入れてそのまま寝て起きたあたりから、寒気と倦怠感。 冷房に慣れていないのか、夏の気配に慣れていないからなのか。 思考がぼやけてしまって、だるい、やる気も出ない。 明日も仕事だ。 何とかだるい中を切り抜けられたらいいな、と…

感情的であるということは、物事のきっかけであり、帰結する場所である。

人は理性や知性で動くものではない。 それらは常に事後的に解釈される。物事の起こった原因は、感情的な、理屈ではない気持ちから生じるものである。 感情から発動された行動が、後になって考察され理性的に修正、改善されることはあるであろう。 しかし、そ…

眠るのが、怖い。 明日、目を覚ますかどうかわからないから。 自分が、その生命を終えたあとのことを考える。 考えたくもないことから、逃げられないもんだから。 胸が締めつけられる恐怖の中で、想像したくないと思いながら、 心の中はそんな、恐怖の中から…

人は人を助けると同時に、傷つけもする。

人は人を助けたいと思うのですよ。同時に、人を傷つけて保身をするんですよ。 人間の本性、というのは一貫性のない曖昧さの中にこそあって。動物(いわゆる動物)の一貫性と比べれば、ひどく右往左往するんです。それこそ、人間らしさであって慈しむ部分であ…

介護職の強み、とは。

僕が介護職員となって、早数十年という感じ。 その後の相談援助職という職種に10年を欠けるくらい。 まぁ、僕の中では介護職も相談援助職も同じようなものを目指す職種であると思っている。 その人の望む暮らしを目指して支援を行う。 という、文章にすると…

来年の手帳を準備した。

来年の手帳を準備した。 いつものように関係機関への連絡先を、手帳の最後の自由欄に貼り付けて、年齢早見表は通常の添付されている年齢早見表では年齢が高齢者に向いていないものだから、インターネットから拾ってきた100歳まで記載のあるものへ変更して。 …

鳥に憧れるくらいに、疲れたから、思ってみた。

日々、忙しい日常を過ごしている。 自分の時間がほとんどなくって、会社や誰かのための時間が多くなる。 仕事は自分が選んだものだし、大きな不満もないのだけれども、さすがにこの多忙さは辟易する。 空を見ると、自由そうに空を飛んでいる鳥たち。 空 と …

それでも、出会いたい。

いつもの通り、ニヒルに考えがちな自分であるのだけれど。 この仕事をしていて、常に心に留めている言葉である「俺達は人様の不幸を材料に仕事を得ている」という、いつかのご利用者からの言葉。 だからこそ、自分は正直に、誠実に、真摯に、その人達に向か…

動物である人間の、動物と人の違いとは。

自分の中の、賢明なるもうひとりの自分と対話をしていく。 もう一人の自分とは、何者であるのか。潜在意識の産物であるのか、本当の自分であるのか。 仮に、もう一人の自分こそが潜在意識と顕在意識を含めた統合された自分であるのならば、今のこの思考する…

介護とは何ですか?

対人援助職、という普通の仕事をしていて、 その中のいわゆる「介護」を生業としている人の中で、 介護とは何ですか? という問いに、正面から応えられる人は少ないように感じている。 一番あり得るかな、と思うのは、 介護を尋ねているのに「介助」の事を語…

その、人を見るということの難しさ。

自分というフィルターを通してしか、世界は感じられない。 そんな人間としての限界の中で、人材の育成なんていう途方も無い作業を仕事としての役割を持たされて、いる。 誰かが言っていたな。 「人を育てる、というと気がひける。お互いに成長する、とでも言…

自分の専門性は、社会へお返ししていこう。

日頃から思おうと努力していること。 もしかしたら、きっと何度も同じことを書いているし、言っていると思うのだけれども、 なにかの専門家、というのは、その自分の専門的な知識や技術を自分のものとはせずに、 それを身につけるために、 ① 誰かの世話にな…

台風が過ぎて。

「台風が過ぎて、日常の普通が戻ってきたよ」 僕にとっての日常。 誰も居ないこの家の中で、静かな音楽と一緒になんでもない時間を過ごす。 時の流れはゆっくりで、しかし、少しずつきちんと時計の針は生真面目に動いている。 「動いていないのは、僕の心」 …

今日の仕事に結果を付ける。

覚書::: 毎日の忙しさの中で、 明日に残した仕事というのはとても気になり、ソレが毎日続くというフラストレーションは、以外にストレスとなって自分を消耗させる。 意識的に、今日の仕事で終えたことを確認してから、タイムカードを切る必要もあるだろう…

過ぎた出来事の中にこそ。

僕は、あの頃をいくつも背負い、抱えて生きている凡夫だけれど、 幸せを知っている、ただの凡夫になれたのかもしれない。 今が、どんな姿であろうとしても、 あのとき、こうしていれば、とか、 今を嘆いて後悔して、できることなら、その、あの頃に戻りたい…

季節の到来。

あの、君と初めてであった季節がまた来ようとしている。 初めて君の顔をみて、僕の心はいっぺんに君の色に染まった。 僕の人生に、こんな瞬間が来るなんて信じられない気持ち。 君は淡い、紫色だった。 とても可憐で、どこかミステリアスだった。 清楚でもあ…

AIを否定はしないけれど。

人工知能の、現在と未来。 なんて、もう古いのだろう。 人のやることだから欠点もあるし、便利という不便もあるんだろうし、 人工の知能を必要とするほど、人間の生活は複雑化したんだろうか。 って、思う。 仮にそう、複雑になったのだ、としても、 その複…

「すべての時間の中で、僕は今を生きている。」 By 市川拓司氏

小説、「こんなにも優しい、世界の終わりかた」を読んでいる。 初々しい、恋愛小説であるんだけれど、 好きな人をあまりに好きであるばかりに、自分を卑下してしまう。 結果、自分の感情を相手に伝えることも、 結果、自分の感情のままに行動することも、 そ…

父の初盆にあたって。

今日は会社に休みを取り、お墓参りに行って実家に行きお線香を上げた。 久しぶりに見る、父の顔は、結構イケメンであった。 「俺が死んだらこれを遺影にしてくれ」と準備されていた、それは、今見事に遺言のとおりに仏壇に飾られ、僕らを見つめている。 日常…

メルカリにハマる。

実は最近、メルカリにハマっていたりする。 と言っても、何でもかんでもというわけではないんだけれども、 結構高いブランドのバック(メンズもの)を買っていたりする。 比較的きれいだし、お安いし、日本ならでは、で、相手も信頼できる。 真面目な国民性…

自分は自分のために、生きづらい。

と、あるところにも書いたのだけれども、 簡単に言ってしまうと、人間は自分のために生きるということは難しいな、と思う。 もう少し言うと、 自分のために生き続けることは難しい、と思う。 例えて言えば、 今日、肉料理ばかりだから野菜を食べよう、とか。…

本日、友人が来訪し、引っ越しの荷物を預かって欲しいと。

僕はなんとなくわかるように、友人が極端に少ない。 親友である友人は一人しかいないし。 逆に、それ故というわけでもないのだけれども、 その友人とは信頼しきっている。 その友人が実家を建て替えるということで、 ある程度の荷物を預かって欲しいとの事。…

何度目かの、チャレンジ。

このブログに書くということは、とても楽であるなぁって思う。 キーボードを打っていれば、勝手に感じに変換してくれる。 だから、一向に感じを覚えない。 だから、改めて1週間だけでも日記帳のアナログの方へ書いていこうと思う。 わからない感じがあったと…

ケアマネジャーは理想高く制度の不具合を声に出して変えていくべき?

今日の担当者会議で、きちんとされているご利用者から言われたこと。 制度の矛盾や不効率なことが介護保険にはあまりにも多すぎる。 それらを国に訴えて変えていく必要があるのではないか、 国民を思って、制度の不具合を改善していく立場にいてもらいたいし…

なんにも無いと思える過去の、使い方。

仮に、なにもない時間をたくさん使ってきたとして、 その過去を意味あるものへ変換できる方法というか、そうなってしまうことがある。 それは、人として成長することだと思う。 視野を狭く時間を使ってきたとしても、 今とこれからの時間で視野を広く知見や…