介護保険に負けた、「福祉」

福祉 には哲学が必要だ。

動物である人間の、動物と人の違いとは。

自分の中の、賢明なるもうひとりの自分と対話をしていく。
もう一人の自分とは、何者であるのか。潜在意識の産物であるのか、本当の自分であるのか。
仮に、もう一人の自分こそが潜在意識と顕在意識を含めた統合された自分であるのならば、今のこの思考する自分は何なのか。
 よく「もう一人の自分がささやいた」など、感情的な、直情的な流れの中での判断にいる自分に対して声を掛けてくる自分がいたりする。駄目であるとわかっていても走り続けてしまう自分を、もう一人の自分が観察する。動物としての自分の反応でいる時に、知恵のある人間としての自分が舞い戻る。そんな「もう一人の自分」との対話が、できる場面がある。
  信じてみると良いのかもしれない。必要なときには、もう一人の自分が語りかけてくれる。
それまでは、このまま動物的に感情に身を委ね生きてみよう。
生き物として、動物として、自然のあるがままの自分で生きて良い。許可を得る必要もなく、否定されるはずもない、動物として生きていく姿のままに、格好もつけず。
 信じ、ありのまま自然に歩め。 その時が来たのならば、語りかけてくれるだろう。自分の中にずっと自分を見てくれている、観察してくれている、もう一人の自分が。