自分の専門性は、社会へお返ししていこう。
日頃から思おうと努力していること。
もしかしたら、きっと何度も同じことを書いているし、言っていると思うのだけれども、
なにかの専門家、というのは、その自分の専門的な知識や技術を自分のものとはせずに、
それを身につけるために、
① 誰かの世話になった
② 誰かを犠牲にした経験
③ 誰かの時間を犠牲にした
が、きっとあると思う。
仕事というのは、おおよそそんなことの積み重ねであって、
いくら経験を積んだからと言って誰かを踏み台にしないで成り立つ業はないし、
自分個人の技術のみで成立する業もない。
謙虚であること、の前に、事実として、
各個人の社会の構成員としての専門性は、
自分自身所有のものではなくって、社会の持ち物であるということ。
自分は自分の持ち物ではなくて、社会の持ち物であるということ。