介護保険に負けた、「福祉」

福祉 には哲学が必要だ。

働く意味。

働くことに疲れたら、

僕には戻れる場所がある。

 

働くということはどういうことなのか、

それがわかったから。

 

働くということは、日々のご飯を食べるためにお金を稼ぐこと。

または、食べるものを作って日々の食事を摂ること。

 

それ以上ではない。

 

確かに、名声だとか、高給であることとか、将来の安心であるとか、

僕も、人も、求めることがあるけれど、

順風満帆なときにはそう思っていいと思うけれども、

本当のピンチとか、勝負に逃げる必要があるくらいに追いつめられたときには、

こういう場所があるんだって言うことを知っているか、知らないでいるかで、

その人の生きる力が、雲泥の差が出る。

 

僕は本当に、

蟻であるとか、昆虫、野原の鳥に学ぶ。

貯金や名声なんて無い。

自分がなぜ虫であるのかという疑問もない。

毎日、餌になりそうなものを鳥は起きている間中探し、日が暮れたら巣に戻る。

これが働くということ。

だけれど、休日もない。

お腹が空かない日がないように、働くということの休みもない。

 

シンプルに、

働くということは、ご飯を食べるため。

そんな場所もある。

 

名声を追いかけると、行き詰まる時がある。

そういうときに、選択肢の多さは必要で、心の余裕はその後の選択をポジティブにする。

最終の砦に生きられる自信、というものをもつと、

大抵のことは、遊びに思えてくるものだ。