介護保険に負けた、「福祉」

福祉 には哲学が必要だ。

ユニット型施設の現状。

以前勤めていたユニット型施設での話となるが、

認知症実践者研修の折にも訪問した施設でさえ、同じような課題を抱えていたので、

おおよそこのような課題はどこにも、、、

実践者研修の研修に指定される先駆的施設と言われる施設であっても、

抱えている課題であると思えるので、書いてみる。

 

ユニット型施設の人員配置について。

基本的に人員基準から言えば、日勤帯に1ユニットで一人、

夜間帯で2ユニットで一人の人員が配置されていればよい、とされている。

大きな問題がここにあるのだけれども、

① イベント事をする時には、人員を集めにくい。

② 先輩からの指導を受けにくい。

③ 個別ケアをするには、職員同士の意思疎通のための交流がない。

 

簡単に考えて、最初にこのような3点の問題点が思い浮かんでくる。

今後、折を見て書いていきたいと思うけど。

予定は未定。

 

とにかく、ユニット型は孤独である。

それを職員にとって人間関係が楽である、という人もいるかもしれない。

だけれど、職員のメンタルヘルスについてはデメリットの方が大きい。

この2つはいい。

平成28年年度の介護福祉士試験から実務者研修終了が義務化されるが、結構な時間数で「450時間」程度を厚労省は見込んでいる。

1日8時間の研修を受けたとしても、56日間に及ぶ。

 

およそ現実的ではないと思うけれども、万が一、もしくは時間数の権限が図られたとしても、

会社側で研修費を出してくれない人や現役ではない人の為に、

「研修費の貸し付け」は魅力的だ。

本来は給付が良いのだろうけれども、当該都道府県で一定期間当分野で働けば免除される仕組み。

以前からあったようにも思うけれども、それが拡充される「案」だ。

 

現段階では、まだ素案であるけれども応援したい。

 

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休日の過ごし方。

休みの日の過ごし方、が、俺は下手なんだな。

 

仕事に疲れた様子の三浦氏は、森に帰ると言っていた。

「森」とはどこの事を指しているのだろうか。

家族、であろうか、

本当の森林であろうか。

 

自然の中に自分を置く事も大事なのかもしれない。

 

でも、俺は相変わらずに、

休日の自分の心の充電の仕方をわからないでいる。

仕事の事を延長戦として行う事が有意義であるのか、

全く関係のない、自分の好きな、没頭できるものに時間を費やす事が「良い」のか。

好きなものが今のところない自分では、休日は惰性のうちに過ぎていく。

 

どちらが自分に合っているのか、わからない。

 

こんな時は、いつもの癖で本に逃げるのかな。

関連する本を探して、買ったり借りたり、しながら、

それで満足してしまう傾向・

 

自分の生き方のスタイルを固定するという事の難しさ。

自分を知る事の困難さ。

 

自分の快、不快を、把握していないのか、しているのに認識していないのか、

それを実行するだけの、気力がないのか。